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ZAKZAK 2014.02.13



 中国が開発したDF-21Dミサイルは、米国の機動艦隊空母や駆逐艦隊だけでなく、沖縄や日本にある米軍基地を正確に狙い撃ちできる。日米両国に重大な軍事的な脅威を与えているが、米国は、このミサイルに対抗する新たな戦略を構築したことを明らかにした。

 
 中国のDF-21Dは基本的に空母機動艦隊を追撃し、攻撃するミサイルだ。射程は1315マイルから1726マイル、弾頭に装備されたレーダーと光学センサーによって目標を正確に攻撃できるため、「空母キラー」と呼ばれている。

 DF-21Dの登場で、これまで西太平洋から東シナ海、南シナ海をわが庭のごとく行動してきた米第7艦隊は想像もしなかった脅威にさらされるようになった。米国の軍事専門家は「アジア太平洋における米国の軍事的優位が奪われつつある」と指摘する。

 中国は、DF-21Dを背景にAAAD(接近阻止戦略)と呼ばれる中国周辺に米軍を近付けない軍事戦略を構築し、日本の尖閣諸島周辺に防空識別圏を作った。こうした中国の侵略的な攻勢に、米国はようやく本格的に対抗する体制を作り始めたのである。

 「米国はあらゆる手段を動員して、中国のDF-21Dの脅威に対抗する」。米海軍のグリナート司令官はこう宣言しているが、その戦略の概要は次のようなものだ。

《米国はあらゆる電子兵器を動員して、中国の衛星が米国の機動艦隊などの攻撃目標をピンポイントで明確に探知することを妨害する。ミサイルが発射された場合、空母「ロナルド・レーガン」に搭載した電子攻撃機EBプローラー18Eがミサイルのレーダーを攪乱(かくらん)させ、飛行を混乱させたうえ、米側の防衛ミサイルで撃ち落とす》

 《米国は、沖縄に設置された米陸軍の超高空広域防衛ミサイルや日米の駆逐艦に搭載されたイージスシステムSM3型弾道ミサイルも使うことにしている。さらに、ミサイルや攻撃機で、DF-21Dを発射する中国艦艇や基地を直接破壊する》

 米国は、このような基本戦略で、中国の東シナ海や南シナ海、太平洋での不法な軍事力強化の動きに真正面から対抗している。

 グリナート司令官は、こう言っている。

 「中国のDF-21Dを攻撃するポイントはいくつかある。米国が全力を挙げて攻撃体制をとれば、中国の動きを完全に封じることができる」

 米国は中国の軍事力強化に対して、日和見的な態度をとってきた。だが、中国の不法な軍事力拡大がついに一線を越えたと判断し、米国は決定的な衝突を覚悟のうえで本格的な防衛戦略の発動に踏み切ったのだ。


800px-DF-21A_TEL_-_Chinese_Military_Museum_Beijing.jpg

DF-21 (ミサイル) ウィキペディアより

1979年頃よりJL-1潜水艦発射弾道ミサイル(巨浪-1)の本格開発が開始された。DF-21はJL-1の地上配備型である。 1985年頃に開発完了したが、配備が確認されたのは1990年代に入ってからである。2000年代の配備数は60-80発、発射基数は70-90基と推測されている。1990年代中期に、射程と命中精度を高めた改良型のDF-21Aが開発されている。吉林省・遼寧省・江西省・安徽省・雲南省・青海省などに配備されている。ミサイルはミサイルサイロのほか、TEL車両に搭載され道路移動方式でも配備されている。2000年代に入り、通常弾頭型のDF-21Cも開発中とされる。
また、派生型・DF-21Dとして対艦ミサイルに分類される対艦弾道ミサイル(ASBM)が開発中である。これは台湾有事の際におけるアメリカ軍などの介入を防ぐための接近阻止・領域拒否能力獲得の一環である。射程約1,500kmで西太平洋における航空母艦が攻撃対象になる可能性があるとアメリカ国防総省では推測している。




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